お口の過去と現在を比較し未来を予測する

過去から現在への変化を踏まえて未来を一緒に考える

個人カルテを長期保管

カウンセリングで患者さんに症例写真をお見せすると、その数の多さと克明さに驚かれるようです。当院では本当に沢山の方の治療記録を克明に残しています。例えばある12歳のお子さんの口腔内写真は、カリエスフリーでお口の中がとてもキレイですが、8年前の4歳の時の写真を見るとむし歯だらけです。両方の写真を比較すると、むし歯治療とメンテナンスの成果がはっきりとわかります。また35歳からメンテナンスに通い始めた方の場合、40歳、45歳、50歳と5年単位で口腔内写真を見ていくと大きな変化がありません。メンテナンスを継続したことで、お口の状態が安定していることがよくわかります。

12歳カリエスフリーの症例はこちら
35歳からのメンテナンス症例はこちら

口腔内の履歴をカルテと写真で記録する個人カルテを長期保管
当院が長期間カルテと写真を残しておく理由は、患者さんの初診時からのお口の状態を正確に知るためです。お口の中がどのように変化したのかを患者さん自身にお伝えすることで、患者さんと一緒に診断し、納得の治療計画を立てることができます。

また、メンテナンスを継続しながら長期的に記録していくと、それらを比較することで5年、10年の間にお口がどう変わってきたのかもわかります。経過を知ることでこの先どう変化していくかが予測できるので、適切なタイミングで必要な治療やアドバイスを提供でき、患者さんも「これからもっと歯を大切にしよう」という意識が生まれます。

お口の健康を生涯にわたってサポートします

お口の健康を生涯にわたってサポート当院では初診時には口腔内写真を撮影し、記録として残します。治療またはメンテナンスを続けていくと、ほとんどの方は口内環境が良好な状態に変わっています。再度、口腔内写真を撮って半年前の写真を比較してお見せすると治療やメンテナンスの成果がはっきりわかり、その状態を維持したいと思われる方がほとんどです。歯科医師は二つの写真を比較して治療やメンテナンスの成果をお伝えし、10年、20年先も安定した状態を保てるようアドバイスいたします。お口の過去と現在を比較し、未来を予測するアドバイスで、生涯にわたって患者さんの歯の健康をサポートいたします。